潮の満ち引き

双極性障害・摂食障害(過食)と生きる21歳。

【日記】12月13日 井上尚弥選手の4団体統一戦を観に行った日

11時40分起床。りんごを食べる。

 

すぐに昼食。昨日バイトでもらったパンを食べる。ダイエット中なので1つだけ。

メイクして準備する。

 

父がギリギリまで仕事をしてから行くというので、先に家を出る。

一人で有明アリーナへ向かう。ゆりかもめに乗るの楽しかった。

 

席についたときには、6試合のうち3試合が終わっていた。

4試合目を観る。

隣の席の人が、お酒をたくさん飲んでテンション高めだったので、井上選手の試合のときが不安になる。

 

5試合目の途中で父が到着。

 

いよいよ井上選手の登場。爆音で音楽が流れ、リングが照明で囲われる。

緊張して、手に汗をかく。ドネア戦の時のような、圧倒的なKOを期待して観る。

 

試合スタート。

バトラー選手は守りに徹して、なかなかパンチを放たない。

井上選手が何度も挑発。手を後ろに回して挑発しても、バトラー選手はガードを崩さず、打ってこない。

会場からは野次が飛び交う。「尚弥KO!」「バトラー金返せ!」の声も。

 

井上選手の言葉通り、長期戦になった。守りに徹するバトラー選手に井上選手は攻め続ける。じりじりとした、嫌な時間が続く。

 

会場全体が判定も覚悟するムードのなか、11Rの開始直前、ゴングが鳴る前に、井上選手がステップを踏み、パンチのコンビネーションを打ってみせる。ギアを一気に上げた感じがした。

 

開始後、左右のフックとボディをバトラー選手の側頭部に当てて、ぐらつかせ、怒涛のラッシュ。会場が盛り上がる。

ついにバトラー選手がダウン。レフェリーが試合を止めた。

 

井上選手が見事KOで勝利し、日本人初、世界史上9人目の4団体統一王者になった。

 

判定になるかと思ったけど、あそこでしっかりと決めきるところが井上選手の強さだと思った。

 

父と「よく決めたよね、すごいね」と言い合う。

 

ちなみに隣の席の人は、入場から国家斉唱は、うるさいくらいに盛り上がっていて迷惑だったけど、試合が長引くと途中で寝ていた。何をしにきたのかわからない。

 

試合後のインタビューで、井上選手は(バトラー選手が弱腰で守りに徹したため)

「みなさんに長く僕のボクシングをお届けできた」と会場の笑いを誘う。

 

会場の外に出ると、もう号外を配っていた。1枚もらう。

 

スーパーバンタム級への転向を明言した井上尚弥選手。今後も楽しみ。また試合を観に行けたらいいなと思う。

 

帰宅。急いでお風呂に入って、薬を飲んで就寝。